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応用生命科学科   生命科学(バイオ)の力で食品・環境・エネルギーの未来を拓く

環境生命科学・環境ゲノム学・農芸化学・生命理工学分野東京薬科大学 生命科学部 大学院 生命科学研究科



 

ー特集ー

受験生応援メッセージ: 頑張れ受験生!


  • 本学科 教授・卒業生・在学生からの応援メッセージをお届けします.

    教授から一言  
    1. 野口 航 先生

      応用生態学研究室 野口 航 先生 >

    2. 生命エネルギー工学研究室 渡邉 一哉 先生

    3. 環境応答植物学研究室 都筑 幹夫 先生

    4. 極限環境生物学研究室 山岸 明彦 先生

    5. 環境応用動物学研究室 高橋 勇二 先生

    在校生からのメッセージ
    1. 研究室での活動を通じて、学び、成長できる
      大学院修士課程 1年 生命エネルギー工学研究室 上岡 永佳 さん
    2. 農薬メーカーで研究しながら博士課程に入学 〜受験生のみなさんへ〜
      大学院博士課程 1年 環境応答植物学研究室 松本 寛子 さん
    3. 目標をモチベーションに! (オープンキャンパス学生スタッフ インタビュー)
      大学院修士課程 2年 環境応答植物学研究室 佐藤 諒 さん

    4. 別所 瑞萌 さん


      大学生活のススメ 〜勉強面以外編・受験生へ〜
      1年 中田 大暁 さん
    5. やりたい事が漠然としている人でも、学んで行くうちに将来やりたい事が見つけられる
      4年 北田 翔也 さん
    6. 大学生活は自分の世界を広げるチャンス!! 受験勉強のラストスパートはこれまで通りやってきたことを
      3年 別所 瑞萌 さん >
    卒業生からのメッセージ
    1. 温かなホームグラウンドでワクワク、のびのび、失敗しながら新しいものを創っていこう
      筑波大学 助教 JST さきがけ研究員 蓑田 歩 さん
    2. 大好きな大学から、論理的思考力を活かしITの世界へ
      IT関連企業 勤務 松塚 悟 さん
    3. 立花 智子 さん(一番手前)
      実験教室スタッフの仲間と

      未知の分野であっても苦手意識なく挑戦できる姿勢を身につけよう
      液体クロマトグラフィーのトップメーカーに勤務 田村 英祐 さん

    4. 大学は自分の原点であり基礎力を磨く場

      起業家 臼井 基樹 さん

    5. 夢はかわるもの。大学での日々があるから、今の私が存在する。
      抗がん剤開発のCROに勤務 朝山 絵里 さん
    6. 大学で自分の生き方を見つけてほしい
      人材育成・教育関連企業 勤務 立花 智子 さん > 

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    卒業生からの応援メッセージ

    卒業生の臼井基樹さんが、頑張る皆さんの合格を祈り、レーザー加工で手作りしたという珍しい合格祈願の付箋を届けてくれました。「頑張る皆さんが、みんな実力を発揮し合格できますように!!」


     

    教授から一言

    野口 航 先生

    「受験生のみなさん
    本番までもう少しです。一日一日を大事にしながら、体調に気をつけて勉強を進めてください。緑に囲まれたキャンパスで4月に会えることを楽しみにしています。」

     

    渡邉一哉 先生

    「いよいよ試験の日も近くなってきました。健康に気をつけ、試験の準備がんばってください。大学では、興味があることをのびのびと学ぶことができます。皆さんと一緒に学習し、研究する日を楽しみにしています。」

     

    都筑幹夫 先生





    「受験生の皆さん! 入試がんばって下さい。
    試験までは、毎日重要なことを一つ一つ頭に入れること。
    あせりは禁物。“試験”に飲み込まれないように自分自身を励まして下さい。」


     

    山岸明彦 先生

      
    「最後の一踏ん張り、最後の努力が必ず報われます。4月に会える時を待っています。」

     

    高橋勇二 先生

    「受験生の皆様へ  
     受験シーズンを迎えて、熱心に勉強していることと思います。受験で成功するには、実力を蓄える勉強と、実力を発揮するコンディショニングが大切です。体調管理には、休養(睡眠)+栄養(食事)+運動が重要で、3つの要素のバランスを忘れてはいけません。私は、すきま時間の「ラジオ体操」で、全身への血液の流れを促しています。それぞれの工夫で、皆さんが試験で実力を発揮されることを願っています。

      4月にお会いできる日を楽しみにしています。」

     

    在学生からの応援メッセージ

    「研究室での活動を通じて、学び、成長できる」

    上岡 永佳 さん
    大学院修士課程 1年

     こんにちは。私は現在、大学院の修士1年として生命エネルギー工学研究室に所属し、日々、研究を行っています。研究は大学4年からスタートしたのですが、研究の成果がしっかりと形になるまでとことん突き詰めたいと思い、大学院に進学しました。
     大学1〜3年では、生命科学の基礎から応用まで幅広い知識を身につける事ができます。また実習を通じて、研究者として必要な知識と経験を得る事ができます。大学4年では3年間学んできた事の集大成として、研究室に配属して一人一人がテーマを持って卒業研究をしていく事になります。みなさん、大学1〜3年の間にしっかりと学んでおいてくださいね(笑)。研究には失敗がつきもので、私もよく失敗しています。なかなか大変ですが、そのぶんうまくいった時の喜びはとても大きいです。また、失敗して終わりではなく、失敗からどのように考えるかがとても大事です。先生とよくディスカッションし、様々な側面からその結果を見つめるのも重要です。このような事も研究室活動を通じて学ぶ事ができます。

     ここで私が所属している生命エネルギー工学研究室について紹介します。当研究室は微生物のもっている力に着目し、微生物燃料電池やバイオマスの有効利用に関する研究を行っています。普段は、先生の指導のもと、黙々と研究をしています。週に1回セミナーがあり、研究の進捗報告や論文紹介をおこなっています。ここで、人前で発表する能力やディスカッション能力を鍛える事ができます。また、研究室での活動以外にも、野田自然共生ファームの水田で田んぼ発電の実験も行っています。去年も田んぼに電極を設置し、その後田植えをしました。収穫したコメでご飯パーティーも行いました。研究室活動は何も研究するだけという訳ではなく、このような楽しいイベントもあります。
     受験生の皆さん。大学は勉強して知識を得るだけでなく、人間として成長できる人格形成の場所でもあります。様々な事にチャレンジし、自分を磨いてください。我々も先輩としてサポートします。みなさんが充実したキャンパスライフを送れるように願っています!

     
    農薬メーカーで研究しながら博士課程に入学 〜受験生のみなさんへ〜

    松本 寛子 さん

    北田君

    農薬関係の研究所で社会人としても
    活躍する 松本 寛子 さん

    大学院博士課程 1年
    (日本農薬株式会社 研究開発本部 安全性・医薬ユニット 毒性・薬理グループ 勤務)


    博士課程に入学して
     私は2007年に生命科学研究科修士課程を修了し、現在農薬メーカーの研究職として勤務しながら、博士後期課程に在学しています。卒論および修士課程では環境浄化作用であるバイオレメディエーションについて興味を持ち、微生物の新たな機能について学びたいという一心で環境応答生物学研究室(現環境応答植物学研究室)にて研究を行いました。研究室はアットホームで楽しかったのですが、研究はなかなか思ったようにいかず、結果を得るために夜遅くまで検討を続けたりと、楽しさ半分、大変さ半分だったなと記憶しています。
     卒業後は、農薬メーカーにて動物や細胞、環境生物を用いた農薬の安全性研究に携わっています。最近では仕事にも慣れ、新しい研究テーマを任される立場となりました。上司や先輩に助けられていますが、新しい研究を組み立てるのは難しく、大学で研究者として専門性や研究を遂行する力をもう少し身につけておけばよかったと思っていました。そのような矢先、大学と会社の協力をいただき、在職しながら博士後期課程として入学させていただくことになりました。現在は、休暇等を利用しながら会社と大学の両方で研究をさせていただいています。大学では研究室で実験を教わったり、ディスカッションをしたりと懐かしくもあり新鮮な研究生活を送っています。自分の好きな研究テーマを見つけることができ、研究者としての礎を築けた東京薬科大で新たな研究生活を始められたことに感謝し、博士号取得に向け努力していきたいと思っています。

    受験生のみなさんへ
     みなさんは東京薬科大生命科学部のどのようなことに興味を持ちましたか? 私はバイオや環境系に興味を持ち、これらを体系的に学びたいという希望に合致したのが日本で最初の生命科学部である本学でした。生命科学部での講義や実習は生物、化学、物理全般を網羅した内容であり、また卒業研究を通じ得られた能力は企業の研究職としても非常に役立っています。自由な風土のためそれぞれの個性を活かせ、将来色々な可能性を見いだせる大学だと思っていますので、ぜひ東薬でみなさんの可能性を広げてください!

     
    「大学生活のススメ 〜勉強面以外編・受験生へ〜」

    中田 大暁 さん
    応用生命科学科 1年(現2年)

     東薬はなかなか魅力的です!校舎もお洒落ですし、空気も都会なんかよりずっときれいです。学園生活も、私は楽しくやらせてもらっています。勉強は…(笑)
     しかし、学園生活が楽しくなるか否かはその人次第です。私は最近思います。今の人はすぐに他の人と群れたがります。群れれば確かにたのしいかもしれません。楽かもしれません。でも群れることで、周りと同調し、自分を隠し、自分のプライドや信念を曲げ、やりたいことを自由にやれなくなってしまうのは、実につまらないと思います。同調なんて社会に出ればできてしまうものだし、嫌というほどやらさせられます。大学は社会の縮図、しかしその中で自分らしく過ごすことのできる最後の機会だと思います。
     もしこれを読んでいる受験生がいれば、先輩面して言わせていただきます。他の人の顔色なんて気にしなくていいんです。適度に群れて、あとは自由に自分の思う通りに、自分のやりたいことにチャレンジしてみてください!自分の信念のまま生活してください。そしていっぱい失敗して、次への力にしていってください。我々先輩はそうやって皆さんと同じように、勉強だけではないいろいろなことを、共に東薬で学べる日がくることを楽しみにしております。

     
    やりたい事が漠然としている人でも、学んで行くうちに将来やりたい事が見つけられる

    北田 翔也 さん

    応用生命科学科 4年

    3年生の時の北田君は。。

    北田君

    環境サークル(あしあと)で
    活躍する 北田 翔也 さん

     私は、環境問題に関する知識を深めて、環境保全に関係する研究をしたいと思い応用生命科学科(環境ゲノム学科)に進みました。この学科では、環境に関する幅広い知識を学べることはもちろん、希望者は、三年生の時から高いレベルの研究や指導を受けることもできます。私は環境応用動物学研究室で指導を受けています。毎日が新しい発見や驚きの連続なので、大変なことも多いです。しかし、自分のやりたいことにチャレンジできているので、とても充実しています。三年生は、この一年が、将来の転機となることが多いと思います。なので、私は、この一年で、四年生の研究生活に向けて充分な知識をつけると共に、実験のための技能を身につけたいと思います。

    現在も新しいことにチャレンジしている北田君から。。
     現在の私はというと、システムバイオロジーとCRISPR/CAS systemを用いて、四肢の発生に関わる新規遺伝子の同定/機能解析を行っております。他にも、CRISPR/CAS systemを用いた新規の転写調節領域の同定法や、新規遺伝子治療法の開発を行っております。CRISPR/CAS systemは、2013年に開発された新規のゲノム工学技術の一種で、ゲノム上の目的配列を人為的に改変する事が出来る画期的な技術です。新しい技術である為、今はOff-Targetや安全性の問題など検証と改良の繰り返しですが、実用化に向けて、日々精進しております。研究生活では、毎日の様に新しい情報や技術が入ってきます。そんな中で私がやって来られたのは、東薬のカリキュラムのおかげだと思います。東薬では三年かけて、様々な分野の基礎から応用へ順を追って学んでいく事が出来ます。このおかげで、私は、現在のシステムバイオロジーやCRISPR/CAS Systemなどの新しい技術、新しい手法の開発に取り組むことが出来ているのだと思います。

    受験生の皆様へ北田君からのメッセージです!

     東薬に進学を決めたとき、大多数の同級生は、環境問題!癌!免疫!植物!微生物!etc. 様々な自分のやりたい事を持っていました。そんな中で、私は漠然と『生物に関する研究がしたいなー』としか考えていませんでした。東京薬科大学は、私のような人にも、目的を持って入学してくる人にとってもすばらしい大学生活を提供してくれる場です。様々なやりたい事、分野の専門的な内容を深く学ぶ事が出来きることはもちろん。現在の私の様に、学んで行くうちに将来やりたい事を見つける事も出来る大学だからです。受験生である皆さんも、ぜひ東薬で充実したキャンパスライフを送りましょう。
     
    大学での生活は自分の世界を広げるチャンス!!
    受験勉強のラストスパートはこれまで通りやってきたことを

    別所 瑞萌 さん

    応用生命科学科 3年 




    受験生への応援メッセージを書いてくれた
        別所 瑞萌 さん

     学生のうちに沢山の人と関わり、自分の世界を広げることはとても大切なことだと思います。大学には広い範囲から様々な価値観を持った人たちが集まってきています。積極的に関わり広い世界に目を向けてみてください。
     特に私は海外に行ってみることをおすすめします。もちろん旅行でも良いのですが、東京薬科大学には
    生命科学部海外特別研修というプログラムがあり、ホームステイをしながらアメリカの大学に通うことができます。日本とは違う環境、文化で育った同世代の人々と関わることができるので、とても良い経験になると思います。私もこのプログラムに参加したのですが、ここでの経験で自分の価値観が変わり、大きく成長することができたと感じています。
     受験生の皆さんはラストスパートですね。私はこの時期に焦りからとてもネガティブになっていたことを覚えています。不安はあると思いますが、新しいことをしようとせずに、これまで通りやってきたことを続けてみてください。
     あと、余談ですが会場の机は斜めになっていることがあるので、鉛筆に滑り止めを着けておくといいですよ。皆さんが最後まで力を出し切れるよう応援しています。
     

    卒業生からの応援メッセージ

    温かなホームグラウンドでワクワク、のびのび、失敗しながら新しいものを創っていこう

     

    蓑田 歩 さん

    私立頌栄女子学院高等学校出身
    2000年3月 修士課程修了(環境応答生物学、現環境応答植物学研究室)
    2004年3月 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了
    筑波大学 生命環境系 助教 JST さきがけ研究員

     こんにちは。生命科学部一期生の蓑田です。
     生命科学部の良いところは、学部の一年生からゼミがあり、大学や研究の自由さを入学当初から身近に感じることができること、そして、興味があれば、学部の早い時期から、研究室で教授の先生と論文を読んだり、実験をすることができ、研究の楽しさと大変さに触れることができることと思います。
     高校生だった私は、強い将来のビジョンもなく、何となく好きだから、面白そうだからと言う理由で入学しました。研究は、もちろん身近なことではないのでハードルが高く感じたし、大学の先生は暗くてつまらなそうと思っていました。でも、一年生の時の水島先生のゼミや講義は、そんな私に、研究室に行ってみるきっかけをくれました。そして、二年生から、興味のあった光合成の研究室の都筑先生のところで、二年間、毎週、論文を読み、三年生から実験を始めて、それ以降、ほとんど変わらない毎日を過ごしています。

     もう一つの良いところは、まだ、新しい学部と言うことです。私は、当時、先生達が、新しくできたばかりの生命科学部を、出来の悪い私達をどうにかするという無謀と思えることに、一生懸命頑張っている姿を、今でもよく覚えています。その姿は、私達一期生にとって、最も勉強になったことであり、一緒に新しい学部をつくるという、あの時の楽しい雰囲気は、良い思い出です。

     そして、今でも、いいことも、悪いことも、「君は、昔から変わっていたから。」と笑い話にしてくれる先生達のいる生命科学部は、私にとって温かいホームグラウンドです。
     開催されているセミナーの数が多い点も私は好きです。これから入学される方、在学中の方、どうぞ、これからも、私達の温かなホームグラウンドで、ワクワクしながら、のびのびと、たくさんの新しいことに触れて、挑戦して、失敗したりして、先生達とよりよい新しい生命科学部をつくり続けて下さい。先生達も頑張って下さい(笑)。私も頑張ります。
     
    大好きな大学から、論理的思考力を活かしITの世界へ


    松塚 悟 さん

    2013年3月 大学院修士課程修了(環境応答生物学、現環境応答植物学研究室) 
    2013年4月 株式会社電産 入社

     私は東京薬科大学の近くで育ちました。小さい頃から薬祭にお邪魔させてもらっていたせいか、私の中で大学といえば東京薬科大学がイメージ像でした。また、中学時代の理科の先生の影響で生物に関して興味を持ったこともあり、受験シーズンになった時もやはり第一志望は東京薬科大学でした。元々理系科目が苦手だったので色々苦労はしましたが、無事東京薬科大学に進学してからは非常に多くのことを学ばせてもらいました。その中でやはり実習が非常に印象的でした。フィールドワークからパソコンを扱うものまで色々な種類の実習があり、そしてそれらもさらにシンプルなものから複雑極まりない内容までと多岐に渡ります。しかし先生方や院生の方が親身になって質問に答えてくれるので、どの実習も苦手意識を持つことなくむしろ非常に好奇心を持って実習を受けることができました。

    サクラ

     


     大学自体の設備も充実していながら、すぐそばには桜が綺麗な自然があります(その他 松塚君撮影のキャンパス内の植物はこちらから)。夏には蛍を見ることだってできます。このような自然に囲まれた環境で生命を学べるということは、学んだ事を身近に感じ、新しい疑問に気づかせてくれてるので、さらに生命というものに興味が湧いてきました。。。

     

     研究室に配属された大学4年生、そして大学院生活は本当に試行錯誤の繰り返しでした。何故ならここで本当の研究に出会うからです。そこで問われているものは今までの知識以上に、立ちはだかる問題を自分でどう回避し乗り越えて行くかということだと感じました。先生方や先輩方にゼミで資料を作成し、報告する機会も貴重な経験でした。先生方が学生の力を引き延ばそうとしてくれる質問を下さるので、それに答えるうちに自ずと論理的な思考を身につけていけたと感じています。(左:卒論、修論、思い出のアルバムCDジャケット 真ん中が松塚君)

     現在、私は縁あってITの世界にいます。それも組み込みというハードウェアとソフトウェア両方が密接に関わった非常に専門的な分野です。残念ながら学んだことの多くがすぐに役に立つとは言えません。それでも楽しくやって行けるのは、自分が持っているものが知識だけではなかったからだと信じています。それは研究室で培った考え方や報告、資料作成などが社会でも十分役に立つほど重要だったことを意味しています。

     受験生の皆さんは、どの大学がいいか悩まれている時期でしょう。そのうちの一つに我が母校が含まれていると嬉しいです。生命科学部は生命に関わる専門知識だけでなく、自ら考え行動に移すという非常に価値のある能力を伸ばす機会をいつも与えてくれます。決して無駄な大学生活にはならないのではと思います。

     
    未知の分野であっても苦手意識なく挑戦できる姿勢を身につけよう


    田村 英祐 さん

    2005年3月 大学院修士課程修了(環境応答生物学、現環境応答植物学研究室) 
    2005年4月 株式会社ラボ 入社

    2009年10月 日本ウォーターズ株式会社 入社

     私は
    日本ウォーターズ株式会社で、液体クロマトグラフィー関連製品の営業をしています。この会社は液体クロマトグラフィー関連に特化したメーカーで、全世界でトップクラスのシェアを持っています。その中で私は、分析に必要となるカラム・固相抽出・バイアル等の製品を販売しています。
     大学時代は、応用生命科学科(当時の環境生命科学科)で、環境応答生物学研究室(現環境応答植物学研究室)に在籍していました。学部から修士課程まで、
    遺伝子を変異させた藻類の脂質分析をしていました。変異した遺伝子の塩基配列を調べるため、PCR・DNAシークエンサーを使用し、また脂質分析にガスクロマトグラフィーを使用していました。

     大学卒業後、研究関連製品の販売店で、研究に必要な消耗品・試薬・装置の営業を行っていました。その中で、更に専門的な知識を持って、研究者の方に深い提案をできる仕事をしたいと思い、メーカーである日本ウォーターズに転職しました。実は大学時代、液体クロマトグラフィーは学生実習で触れる程度でした。日本ウォーターズに入ってから勉強し、お客様と意見交換をしながら、最適な提案を出来るようになってきています。
     現在は液体クロマトグラフィーを使用している全ての分野(製薬・食品・環境・化学工業・大学・官公庁etc)のお客様に、営業をしています。刻々と変わっていく各分野の状況・それに対する自社の新製品等の情報を、自分の中で学習・消化しながら仕事をする必要があります。本当に日々勉強ですが、それが楽しいと感じています。
     未知の分野であっても、苦手意識なく挑戦できる。この姿勢は大学で学びました。東京薬科大学は、本当に幅広い分野を学べます。先生方は各分野でのエキスパートですし、研究設備は多種多様なものが揃っています。自分の将来の可能性を拡げられるいい大学だと思います。
     
    東薬は自分の原点であり基礎力を磨く場

    臼井 基樹 さん

    平成10年 環境生命科学科(現応用生命科学科)卒業(環境応答生物学、現環境応答植物学研究室)
    平成13年 九州大学大学院農学研究科大学院修士課程中退
    株式会社グローバル・ウィングス
     代表取締役
    株式会社バックストリートファクトリー
     代表取締役

     これから大学受験を目指すみなさんこんにちは。東京薬科大学生命科学部第1期生の臼井と申します。私は現在2社の会社経営に携わっております。それぞれ自分が創業者という立場で事業経営を行っております。元来、サラリーマンという職種がまったく向いていないと感じていたことや、自分の道を歩くのが好きだったせいか、おのずとこの道を歩み始めようと思いました。とはいえ、順風満帆とは言えない紆余曲折を経ての現在なのですが!!そんな話をちょっとお聞きいただけますか?

     都筑教授(当研究室教授)のお薦めをいただき、大学4年の卒業論文を筑波にある生物資源研究所というところでお世話になりました。すばらしい指導教官や仲間に恵まれ、有意義な一年間を送ることができました。その後、九州大学の大学院に進みましたが、自分の力不足と根気のなさが原因で中退することになりました。ここが一回目の人生のターニングポイントでした。(今ではこのときの経験が絶大に活きています。)

     2年間ほど引きこもりとニート生活を送り、まったく自分に自信が持てない20代前半を過ごしました。その後、アルバイトをしながら、貯めたお金で世界一周の旅に出ました。そこで出会った人脈や商品をもとに事業を行おうと思いましたが、資金不足、経験不足、家族の反対、ついでに今の奥さん(当時は彼女)の反対もあり、その時点では起業ができませんでした。そこで四国の香川県の田舎町に単身乗り込み、丁稚奉公にはげみました。もともと人と接することが好きだったこともあり、営業という天職に恵まれ、大学の勉強とはまったく違った形ですが、当時の会社社長にぴったりとひっついては、社長の営業力を学びとり、今の事業の基礎力を付けました。4年半で1000万円!!それなりの起業に必要なスキルと営業力!!家族皆の同意!!を得て、31歳の時に独立しました。

     最初に行ったビジネスが四国の農家さんと提携してイチゴの通信販売を行いました。私の事業計画の甘さが原因で、これはあえなく失敗に終わり、数百万円を勉強代として吸い上げられました。(とほほ) 資金も残り数十万円という時に一つのチャンスがやってきます。あきらめないとチャンスって来るものですね。当時からお世話になっていたビジネスの師がインドネシアに住んでおり、「こちらには色々なチャンスがあるから一度遊びに来なさい」というさりげない出来事がきっかけで、ピンチがチャンスと変わりました。藁にもすがる思いで、とにかく航空券を手に入れて、インドネシアに飛びました。そこで出会ったのが創業期を支えてくれたジュエリービジネスでした。インドネシアから有名デザイナーが創ったシルバージュエリーを輸入し、日本のお客様に販売することから始めました。これがきっかけで、事業を大きく伸ばしていく土台を作らせていただきました。人のご縁がピンチをチャンスに変えていただけた2回目のターニングポイントでした。

     事業を始めてから9年が過ぎました。今では国内ではプラチナ、ゴールドのジュエリー工房を作り、インドネシアにもシルバージュエリー工房を作り、専属の職人さんと日々新作のジュエリーを製作する「ものつくり」に携わっております。もう一つの会社でも東京にある下町の町工場の社長たちとタッグを組み、今までにない新しいアイデアの最新文具を作っています。今まで下請けしかしてこなかった町工場の技術力を結集し、世の中のお客様に本当に喜んでいただける商品を作ろうと励んでいます。お陰さまで大手の文具店、書店さんでも導入され、日本全国のお客様とつながるビジネスモデルが構築されています。まあ長々と話をしましたが、みなさんに言いたいことがあります。

    「人生を活かすための基礎力」を身につけろ!!
    大学は楽しく学ぶところだと思います。勉強が大好きなら勉強をいっぱいし!!友達と一緒に楽しい時間を過ごし!!彼女との時間を満喫する!!そんな中で人生に一番役立つのが「コミュニケーション能力を磨くこと」です。人との会話や対話を大事にし、コミュニケーションの大事さを学んでください。社会に出たときに一番必要となることはこの力です。生命科学部のいいところはこのコミュニケーション力を色々な形で伸ばしていただける事です。少数精鋭の仲間たちとの濃密な時間!!最先端の科学を学びながら論理的な思考と考察ができるようになった!!学校主催の語学留学でアメリカでもトップ5の大学に短期留学出来、科学先進国アメリカの実情を肌で感じた!!何よりも都筑教授や藤原准教授がお父さんお母さんのように親身に私の将来を考えてくれる!!(これは現在進行形)


     うちの卒業生は変わったやつが多いといわれます。それは皆が個性を伸ばしているからだと思います。あなたの個性を伸ばし、自分らしい素敵な人生をおくる!!そのためにはいい学校かなと思います。
     
    今年の卒研生作成 応答Tシャツ より

     卒業してからも時々、研究室にお邪魔しています。これから新規事業でバイオ系の事業を立ち上げます。さらに頻繁に母校にうかがうことが多くなると思います。(先生お助けを!!)ぜひ、将来の東薬生の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。その中に我が社のスタッフがいるなんてとっても素敵だと思います。ありがとうございました。
     
    夢はかわるもの。
    東薬での日々があるから、今の私が存在する。

    朝山 絵里 さん

    2008年 3月 環境生命科学科(現応用生命科学科)卒業(環境応答生物学研究室、現環境応答植物学研究室)
    2008年 4月 武田薬品工業株式会社(医薬営業本部)入社
    2011年10月 ナイフィックス株式会社(臨床開発グループ)入社

     出産や育児など、プライベートな時間を大切にしながらも、社会に貢献し続けたい、自身の価値を高めたいという想いで、一昨年10月に抗がん剤の開発に特化したCRO「ナイフィックス」へ転職をしました。
     4年間過ごした大学時代のことを回想して、受験生のみなさんに「東薬の生命科学部」についてお伝えしたいと思います。

     製薬企業の合併が盛んであった、2007年。1つの企業が取り扱う薬剤の幅は広がり、MRに領域別担当制を設けることが主流となりつつありました。その中で、「全製品を1MRが担当する」ことを貫いた、国内TOPの製薬企業、武田薬品はすごく魅力的でした。そして実際に入社した後も、退社した今でも、とても大好きな企業です。

     では、はじめから製薬企業への入社を希望していたのか、というとそうではなく、十代の頃は高校の理科教員を目標にしていました。1年間浪人をして、目標校であった他大学の教育学部と記念受験で受けた東薬の生命科学部の合格通知をゲットできた時、最終的に東薬の生命科学部を選びました。最新の研究設備を備えた大学だったこと、大学1年時からゼミ制を設けていて先生との距離が近いことが決め手でした。ここでなら、将来学生を惹きつける面白い授業ができそうかも!と思ったからです。

     いま改めて考えてみると、東薬の生命科学部には大きな二つの特徴があります。私はそのおかげで今の自分がある、と感じています。一つ目の特徴は、学問を学ぶ上での勉強方法にあります。専門的で正確な知識を身につけることはもちろん大切ですが、得た知識をどう利用・応用するかが必要とされる学部です。最先端の内容を扱う学問である以上、もしかしたら答えはないかも知れない――。そんな未知なる相手に、教科書通りの方法は通用しません。答えは自ら探り出す、そんな気概が必要となります。そのような学部の特徴から、私は「情報の入手方法」や「情報選択の仕方」を習得することができました。大人に守られた子ども時代を卒業し、未知なる世界に出てはじめて、この能力を培えたことは本当に大きな財産になったと思っています。

     一方で、学部が設立して数十年と歴史が短いことでのデメリットにあたる部分は、「東京薬科大学の生命科学部」であることで十分にカバーされていると感じています。なぜなら、130年を超える薬学部の長い歴史と信頼が築き上げた「東京薬科大学」。大学名が広く周知されているだけではなく、大学病院薬剤部や製薬企業等に多くの優秀なOBOGを輩出しているために、就職活動では一流の企業が大学構内に集まるためです。これは、東京薬科大学に属する生命科学部だからこそ得られる恩恵であり特徴の二つ目だと感じています。
     私も大学構内での企業説明会に参加し大きく進路が変更しました。豊富な知識を備え、学生のひとつひとつの質問に的確にそして丁寧に答える製薬企業の方々は、いまでも色あせない記憶として初対面であったにもかかわらず強烈な印象を残しました。教師になる前に社会に出てみるのも良い経験になりそうという軽い気持ちから、ここでこの人たちと働きたいという強い想いへ変化していきました。

     大学受験も同様に、人生が大きく変わるひとつの節目です。受験生のみなさんもぜひ今知り得ている情報からベストな選択をしてほしいですし、良い結果となることを期待して応援の言葉と替えさせていただきます。

     
    大学で自分の生き方を見つけてほしい

    立花 智子 さん

    2001年 環境生命科学科(現応用生命科学科)3年終了時、大学院に飛び入学
    2003年 大学院修士課程修了(環境応答植物学研究室)
    株式会社リバネス 勤務

    念願だった生まれ故郷陸前高田市での大実験教室展(http://lne.st/exp2012/

     私は今、東薬の研究室の先輩が立ち上げた会社(株式会社リバネス)で働いています。設立11年目でスタッフ数は40名あまり、会社の事業内容は、人材育成、研究開発、メディア戦略、出版、飲食店の経営、養豚、植物工場、海外戦略コンサルと、人数規模から考えたら信じられないくらい幅広いのですが、私自身は、リバネスが設立当初からコア事業として行っている科学教育事業に携わっています。教育はもともとやりたかった事なので今それを仕事にすることができていて、とても充実してます。

     しかし高校時代からやりたい事が決まっていたかというと、そうではなくて、今振り返ると、当時は特にやりたいこともなく、将来のビジョンなどない毎日を送っていました。親の出身大学がたまたま東薬の薬学部だったため、なんの気なしにパンフレットを取り寄せたのが、生命科学部との出会いでした。私が受験生だった1998年頃は、「遺伝子組み換え食品」などバイオテクノロジーが世に浸透し、エコが騒がれ始めた頃でした。そんな背景を受けて、当時日本で唯一の生命科学部が、東京薬科大学に設立されたと知り「私も最先端の研究をしてみたい。」と思い受検することにしました。そして無事生命科学部に入学、学部三年生から研究室に入り浸り、そのまま修士課程に進みました。しかし、大学院に進んだ後に、私は決定的なミスをしていることに気づきました。研究に不可欠な精緻な実験が、私にはとても苦手だったのです。

    実験教室スタッフの面々
    (一番手前で座っているのが私で、一番左で右手を上げているのが東薬の先輩であり社長の丸さん)

     そこで自分はプレイヤーではなく、他の人がやっている研究の面白さを次世代に伝える事を仕事にしようと思い、教育関連の企業に就職することにしました。研究室の恩師である都筑幹夫先生は、将来が定まらずふらふらしている私に対して「やりたいことをやりなさい。」と仰りあたたかく見守っていただき、大きな心の支えになりました。

     そして結局、修士課程修了後は教育系の出版社に勤め、5年後にはリバネスへ転職し、今に至ります。東薬で得た知識や研究の経験は、日々の教育活動には欠かせないもので、東薬で学んだことは教育業界でも十分活かせることがわかりました。たとえば、理科の先生とコミュニケーションをとるには大学や大学院レベルの知識が要求されますし、子供向けの実験教室を開催するときにも、実習や研究の経験が活用できます。

     私の場合は、大学に進んでからも将来が定まらず悩むこともありましたが、今思うと、どんな経験も無駄にはならないと思います。東薬には、学生の多様な生き方を認めてくれる懐の深さがあります。それは、学生想いの先生方とそこから様々な道へ巣立っていった卒業生たちが作り出している一種の校風だと思います。なのでぜひ、生命科学に興味のある人は、東薬に来て自分の生き方を見つけてもらえればと思います。
     

     

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